■青森の山中で目撃 ~ 白神山地の巨大ダンゴムシ
今回は読者さんからいただいたお話です。
投稿者さんによれば、小学校の3~6年生頃、2005年前後のことだそうです。
祖父母に連れられて青森県西部の山に行ったときの話です。
その山は白神山地(しらかみさんち)のすぐそばにあり、祖父の所有する広葉落葉樹の多い山地だそうです。
季節は夏頃で、木々は青々と茂り、草花は当時の投稿者さんの背丈に届くほど伸びていたといいます。
祖父は珍しい花の標本撮影・採集、祖母はミズなどの山菜採りに夢中だったそうです。
白神山地は世界自然遺産にも登録され、原生林が広がる地域です。
その自然環境の中では、多種多様な生き物が息づいています。
しかし投稿者さんは、この豊かな自然のなかで、思いもかけないとんでもない生物を目撃することになります。
― 草地での遭遇 ―
その日、投稿者さんは少し開けた草地でしゃがみこんでカマキリを探していました。
!!!
すると、足元にコクワガタよりも大きな、巨大なダンゴムシが這っていたのです!
幼いながらも「こんな大きなダンゴムシは存在しない」と理解していた投稿者さんは、驚きながらも、捕獲しようと思いました。
しかし、通常サイズのダンゴムシならいざ知らず、尋常ではない巨大ダンゴムシを素手で掴むのはためらわれました。
目印に虫籠をその場に置き、急いで車まで走って虫網と軍手を取りに行きました。
― 謎の消失 ―
しかし――
急いで目印にしておいた虫籠の場所に戻ってきたものの、あの怪物の姿はどこにも見当たりません。
仕方なく、その日は「収穫物」のカマキリ2匹だけを持ち帰ったといいます。
祖父母に巨大ダンゴムシの話をしても「そんな大きなダンゴムシは見たことがない」と言われ、両親も同様だったそうです。
投稿者さんも、山に入ったのはそのときだけで、他に確認する手段もなかったとのことです。
― 図鑑での調査と投稿者さんの意見 ―
当時、投稿者さんは祖父に借りた図鑑で日本のダンゴムシを調べたそうですが、そのサイズの種類は存在しませんでした。
通常のダンゴムシはせいぜい1センチ前後で、大きな個体でも1.5センチほどしかありません。
しかし、目撃したダンゴムシはそれをはるかに超える大きさでした。
コクワガタより大きなダンゴムシ――つまり4~5センチほどもあるダンゴムシを目撃した、ということになります。
ちなみに、ダンゴムシの仲間(等脚類)には、最大15センチメートルのオオグソクムシ(Bathynomus doederleinii)や、最大45センチメートルのダイオウグソクムシ(Bathynomus giganteus)も存在しますが、それは深海の話です。
陸棲では無理?
いや、実は存在します。イベリア半島やモロッコに棲息するポルチェリオ・ホフマンセギイ(Porcellio hoffmannseggii)。
なんと体長、最大4センチメートル!
日本にはもちろん生息していませんが、実際にダンゴムシの仲間でこれだけの大きさをもつ種が存在するのです。
投稿者さんが見たダンゴムシは、決して幻なんかではなく、未知の巨大ダンゴムシだったのかもしれません。
引き続きUMA、グリッチ、ゴースト等々、現実的なものからパラノーマルなものまで募集中です、お気軽にコメント欄に書き込むかメールしてください。
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