■神奈川県の江川で目撃された怪生物 ~ エギー
今回は江川の怪物、エギー (Eggie)。
し、し、知らねーぞ、そんなUMA!
と生粋のUMAファンが慌てふためいているかもしれませんが安心してください、自分が勝手にそう呼んでいるだけですから知らなくて当然です。
誰もそんなニックネームでは呼んでいませんが、ニックネームがある方が覚えやすいですからね。
山口敏太郎さんの「本当にいる日本の未知生物案内」にて「ワニのような怪物」と紹介されているものです。
土地勘がないのでそのまま参照させていただきますが、神奈川県横浜市緑区東方町 (ひがしがたちょう) と池辺町 (いこのべちょう) の間にある江川で謎の生物が目撃されたということです。
江川がどこにあるのかよく分からないのですが、都筑区の親水施設の江川でしょうかね。
さてこの江川で、1989年4月21日の夕刻、近所に住む志田さんという女性が飼い犬の散歩中に川で謎の生物を目撃します。
体色は銀色で爬虫類的、特にワニやトカゲ的であったもののどちらでもなかったということです。
特に大きさは言及されていません。
体型的にはヘビのようにすら見えたということですが、志田さんによれば前肢で水を打って泳いでいたということで、少なくともヘビではなかったようです。
志田さんのいる川岸に向かって泳いできたといいますが、その後どうなったのかは不明です。
それからわずか3ヶ月後の同年7月20日、初めに目撃された場所から500メートルほど離れた重田さんという方の自宅庭に似たような生物が出没、目撃されています。
今回は陸上での目撃であったため、その姿もより詳細に伝えられています。
目撃した重田さんによれば、やはりその生物は爬虫類的でヘビのような体に赤い前肢、頭部はカエルに似ていたといい、尻尾を振って物置小屋の下へと潜っていったということです。
但し、この目撃証言でも大きさは語られておらず、おそらくは奇妙な姿であるものの、両目撃者が逃げようとしたような記述が無いことから、また、物置の下へ潜れるということからバカでかい生物ではなかったと推測されます。
最初に目撃された時は前肢をばたつかせて泳いでおり、その不格好な遊泳から水棲の生物とは考えられず、陸棲の生物に違いありません。
仮に両生物が同一の生物というのであればワニではなく、トカゲであった可能性が高そうです。
おそらくオオトカゲではないと思いますが、いずれにしても外来種、ペットとして飼われていたものが逃げたのかもしれません。
そこそこの大きさで、ワニにも似ておりトカゲ的であり、細長い体型でヘビをも想起させる、、、なかなか候補は出てきません。
(レッドテグー)
(image credit: Wikicommons)
ま、星の数ほど種類のあるトカゲですから特定することは不可能ですが、前肢が赤色だったという証言から、テグートカゲの仲間でレッドテグー (Salvator rufescens) なんかはいかがでしょう。
前肢だけではなく、体全体が赤褐色ではありますが。
レッドテグーは南米に棲息するトカゲで、体長は50センチを軽くオーバー、最大体長はオスで1.4メートル、メスで1メートルにもなります。
大きく存在感がある上に気性が穏和なため、世界中でペットとして出回っていることから、もしかして当時の日本でも輸入されていたかも?(正直わかんないス)
んで、
いやいやいやいや、エギーの正体は絶対に外来種なんかではない!と仰られるUMAファンもおられるでしょう。
まさにUMAファンの鑑。
そんな方はエギーの正体を純国産の未発見の大型のトカゲ、と考えるのもいいでしょう。
(参考文献)
本当にいる日本の未知生物案内 (山口敏太郎著)
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