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2026年9月16日水曜日

犬たちが次々と飛び降りる「死の橋」の怪現象 ~ オーバートン橋(セクション1)


■犬たちが次々と飛び降りる「死の橋」の怪現象 ~ オーバートン橋(セクション1)

今回は「犬の自殺橋(ドッグ・スーサイド・ブリッジ)」

スコットランド西部にあるオーバートン橋(Overtoun Bridge)は、世界でも類を見ない奇妙な現象で知られています。

それは、橋を渡っていた犬たちが、何の前触れもなく約15メートル下の谷へ飛び降りてしまうという不可解な出来事です。

1950年代以降、転落した犬は少なくとも約300匹、多い推計では約600匹に及ぶともいわれ、そのうち約50匹が命を落としたとされます。このことから、この橋はいつしか「犬の自殺橋(Dog Suicide Bridge)」という不名誉な異名で呼ばれるようになりました。

では、本当に犬たちは"自ら死を選んだ"のでしょうか。

― オーバートン橋とは ―


オーバートン橋は、スコットランド・ウェストダンバートンシャー州ダンバートン近郊に建つ石造アーチ橋です。

化学工業で財を成したジョン・キャンベル・ホワイトが、自身の邸宅「オーバートン・ハウス」へ続く道路として建設を計画し、造園家ヘンリー・ミルナーの設計によって1895年に完成しました。

重厚な花崗岩造りの橋は美しい景観で知られ、長年にわたり地元住民の散歩道として親しまれていました。

しかし、この橋が世界的な怪奇スポットとして知られるようになるのは、それから半世紀以上後のことでした。

― 犬だけが飛び降りる怪現象 ―


異変が報告され始めたのは1950年代です。

橋を歩いていた犬が突然走り出し、ためらう様子もなく欄干を飛び越えて谷底へ転落する事故が相次ぐようになりました。

飼い主の多くは、

「何かに取り憑かれたようだった」

「突然何かを見つめ、そのまま一直線に飛び降りた」

と証言しています。

2004年にはゴールデン・レトリバーが家族との散歩中に突然橋から飛び降りました。

幸い命は助かったものの、大きな精神的ショックを受けたといわれています。

翌2005年には、わずか半年間で少なくとも5匹が同様の事故を起こし、この橋の存在はインターネットやテレビを通じて世界中へ知れ渡りました。

2014年には、スプリンガー・スパニエルの飼い主アリス・トレヴォロー氏が、

「愛犬は橋の上の何かをじっと見つめ、その直後に飛び降りた。普段では絶対にあり得ない行動だった。」

と証言しています。

― 「犬の自殺橋」は本当なのか ―


センセーショナルな報道によって「犬の自殺橋(Dog Suicide Bridge)」という名称が定着しましたが、現在ではこの表現は誤解を招くものと考えられています。

動物行動学者デヴィッド・サンズ博士をはじめとする専門家は、

犬は死を望んで飛び降りているのではなく、本能に従った結果として事故が起きている

という見解を示しています。

犬には人間のような「死」の概念や自殺の動機はないと考えられており、何らかの強烈な刺激に反応した結果、転落事故が発生しているというのが現在の有力説です。

つまり自殺行動には理由があるというのです。

セクション2へ続く。

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2 件のコメント:

  1. 良ければブラックカーペットか剣山の大蛇について解説して頂きたいです

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  2. ブラックカーペットの記事は12月に予約投稿なっているので、今週末に移動しましょうか。剣山の大蛇の記事はまだ書いていないので、書いておきますね。

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