■ノルウェー最大の湖、ミョーサ湖の怪物 ~ ミョーサ
今回はミョーサ湖の怪物 (Mjøsa monster)、ミョーサ。
旧サイトで「ミエーサ湖の怪物、ミエーサ」として紹介していたもので、現在はミエーサ湖よりもミョーサ湖の方がより一般的なようなのでミョーサ湖の怪物として紹介します。
ミョーサ湖 (Mjøsa) はノルウェーの首都オスロ北方にある、同国最大の淡水湖です。
琵琶湖の半分ほどの大きさで、日本なら表面積ランキングで2位に位置します。
最大幅9キロメートルに対し最大長117キロメートルの細長い湖ですが、途中で分岐しており複雑な形状をしています。
最大水深453メートル、平均水深150メートル超のとても深い湖です。
古くに命名されたためミョーサが何を意味するかは確実ではないものの、「澄んだ湖」を意味していると考えられています。
さてこの湖の怪物、ミョーサを見ていきましょう。
と、詳しく説明していきたいところですが、同国セヨール湖の水棲獣、セルマと比べると、ほぼ無名といってもいいほどで、情報も著しく乏しいものになっています。
シーサーペントタイプ、もしくは首の長い生物、プレシオサウルスタイプと考えられており、取り敢えず頭部から首にかけては細長いシルエットをしている可能性は高そうです。
情報は少ないながら17世紀あたりから怪物の伝承はあるといい、おそらくは元はシーサーペントタイプ、時を経てネッシーブーム以降、プレシオサウルスタイプに変貌した可能性も考えられます。
いずれにしても細長い体型の生物が候補になり得ます。
ミョーサ湖に棲息する生物で最大種はおそらくカワカマス属のノーザンパイク (Esox lucius) で、細長い体型をしていることからパイクの巨大個体がミョーサの目撃に含まれている可能性は高そうです。
旧サイトではチョウザメの可能性も示唆しましたが、どうもこの湖にチョウザメは棲息してなさそうで、逆に言えば誤って湖に迷い込めばUMA騒ぎを起こすに違いありません。
その場合、ノルウェー近海に棲息するバルチックチョウザメ (Acipenser sturio) を候補に挙げておきましょう。
チョウザメとしては特に大きな種ではありませんが、巨大な個体であれば3.5メートルを超すともいわれています。
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