このブログを検索

2026年5月2日土曜日

【日本限定】南アフリカの鎧竜 ~ カツロー地方のアンキロサウルス


■【日本限定】南アフリカの鎧竜 ~ カツロー地方のアンキロサウルス

今回はカツロー地方のアンキロサウルス。

すべてにおいて謎多きUMAです。

― カツロー地方のアンキロサウルス ―


1954年、南アフリカ共和国のカツロー地方でアンキロサウルスに似た生物が目撃されたといいます。

目撃者によると以下のような特徴があったといいます。

背中の板とトゲ: 背中には、ダイヤモンドよりも硬いと言われる骨の板がびっしりと並び、その隙間からは鋭いトゲが突き出している。

巨大な尾: 尾の先には、重さ100キログラムを超える巨大な骨の塊(ハンマー)があり、これを一振りするだけで、ライオンの頭蓋骨も粉砕する。

皮膚の色: 泥にまみれたような暗緑色、あるいは赤茶けた色をしており、岩場にうずくまっていると岩と見分けがつかない。

サイズ: 体長は約8メートルから10メートル。戦車のような巨体で、銃弾も跳ね返す。
地元紙が「恐竜遭遇事件」として取り上げると、国民は騒然となったといい、地元の古生物学者は「その怪物は有史以前の生物の可能性がある」と語ったとか。

― カツロー地方 ―


それでは詳しく見ていきましょう。

さてまずは「カツロー」問題。

カツローがそもそもどこにあるのか不明なのです。

UMA本により若干表記は異なり、この「カツロー」はカツロー地方、カツロー砂漠、カツロー高地、カツロー湖等の表記揺れがあります。

地方名なのか、砂漠なのか、高地なのか、はたまた湖なのか――

カツロー族なる先住民族が登場する場合もあります。

ものによっては「カツーロ」なんて表記もあります。

しかしこのカツロー(もしくはカツーロ)、そんな地名は南アフリカには存在しません。

― 派生した? ―


カツロー地方のアンキロサウルスは元ネタから派生したようなストーリーもいくつか存在します。

「1930年代、南アフリカのカツロー砂漠を調査していたイギリスの探検隊が、夕暮れ時の沼地で、水面から突き出した巨大なトゲのある背中を目撃した。彼らがライフルを発射したが、弾丸は背中の鎧に弾き返され、怪物は不気味な咆哮をあげて水中に消えた」

また、前出のカツロー族の間では、

「この怪物を『大地の悪魔』と呼び、家畜が襲われるのを恐れている。彼らの伝承では、この怪物は怒ると大地を揺らし、砂嵐を起こすと言い伝えられている」

という伝承もあるとか。

もちろんカツロー族という先住民族も実在しません。

探れば探るほど謎が深まるUMAです。

― 正体は? ―


カツロー地方のアンキロサウルスは、以前に紹介したカルーの野獣(Beast of Karoo)」を基に、日本で創作された可能性が高いUMAといえます。

名前的に「カツロー」と「カルー」は「カ」しか合っていません。

しかし、目撃地が南アフリカ共和国や巨大爬虫類という共通点、そして当時、カルーで多くの恐竜化石が発掘されていたことからカルーが「化石の聖地」であり、「南アフリカ共和国 = 恐竜」という図式がUMA本的に成立していました。

「恐竜の化石がたくさん見つかっているのだから生き残っていてもおかしくないだろう」

そういった経緯から、「カルーの野獣」を「カツロー地方のアンキロサウルス」に組み立て直されたのかもしれません。

しかし「カツロー = カルー」説を立証する確たる証拠はありません。

そんな幾ばくかの神秘性も「カツロー地方のアンキロサウルス」の魅力かもしれません。

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


(関連記事)



0 件のコメント:

コメントを投稿