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2024年11月1日金曜日

有毒廃棄物で命を落としたゴースト系UMA ~ ペネロペ


■有毒廃棄物で命を落としたゴースト系UMA ~ ペネロペ

今回はペネロペ (Penelope)。

アメリカ、カリフォルニア州とネバダ州に跨るシエラ・ネバダ山脈では、7フィート(約2.1メートル)にも達する高身長の女性の姿をしたUMA、あるいはゴーストの目撃談が語られています。

それは単なる怪物というよりも、人の成れの果てを思わせる存在でした。

― シエラ・ネバダに現れる痩せ細った女 ―


ペネロペの外見は、人間の女性に酷似しています。

髪色はブロンドとも黒髪ともいわれ、異様なほど痩せこけた体つきに、異常に長い手足を持ち、顔色には生気がありません。

極寒の環境であっても、裸でいるか、あるいは破れた粗末な服を身に纏っているだけだといいます。

その姿は、寒さや痛みといった人間的な感覚から完全に切り離された存在のように見えたと証言されています。

― 屍肉を喰らう「飢えた存在」 ―


ペネロペは人間の屍肉、とりわけ内臓を好んで食べるとされ、その点では薄気味悪いゾンビのような存在といえるでしょう。

しかし、のろまな死体のようなイメージとは裏腹に、その動きは非常に敏捷です。

常に強い飢餓状態にあるとされ、もし遭遇し襲われれば、逃げ切るのは極めて困難だともいわれています。

― シエラ・ネバダ・モンスター ―


このUMA、あるいはゴーストはペネロペと呼ばれています。

また、目撃地にちなんで「シエラ・ネバダ・モンスター(Sierra Nevada Monster)」という名でも知られています。

その目撃は1960年代から始まり、21世紀に入ってからも報告が途絶えておらず、現在では一種の都市伝説として定着しています。

― 彼女はもともと人間だった ―


ペネロペには、その誕生にまつわるバックグラウンド・ストーリーが語られています。

それによれば、彼女はもともと普通の人間の女性でした。

1960年代のある吹雪の夜、ペネロペという名の女性は、夫を乗せてシエラ・ネバダ山脈の山間部を車で走っていました。

― 吹雪の事故と夫の死 ―


猛烈な吹雪によって視界を完全に奪われ、ペネロペは運転を誤ります。

車は車道を外れ、そのまま崖から転落してしまいました。

ペネロペ自身は一命を取り留めたものの、夫は即死。
一説では、首が切断されていたともいわれています。

当時は携帯電話など存在せず、すぐに救助を呼ぶことはできませんでした。

― 孤立した雪山での選択 ―


山間部であるため、人里まで歩くにはあまりにも距離があり、残された手段は通りがかりの車を待つことだけでした。

しかし猛吹雪の夜の山道で、路上に立ち尽くすことは、そのまま凍え死ぬ危険と隣り合わせです。

かといって、夫を失いパニック状態に陥っていたペネロペは、車内で冷静に待機することもできませんでした。

彼女は意を決し、猛吹雪の外へと踏み出します。

― 毒の棲み処 ―


ペネロペは運任せの路上待機を避け、一晩身を隠せる場所を求めて森の中を彷徨いました。

そして幸運にも、一晩程度であれば吹雪を凌げそうなドラム缶を発見します。

しかしそれは、不法投棄された産業廃棄物のドラム缶でした。

有毒廃棄物で満たされたその中に身を潜めたペネロペは、猛毒に侵され、その命を落としたといわれています。

― 人肉を求めて彷徨うもの ―


それ以降、彼女は人肉を求めてシエラ・ネバダを彷徨い歩く存在となった――そう語られています。

犠牲者はヒッチハイカーやキャンパーにとどまらず、列車を止め、乗客を食べたとする噂まで存在します。

真偽のほどは定かではありませんが、少なくともペネロペの目撃談は、2014年頃まで報告され続けていました。

吹雪の夜に選んだ、わずかな避難先。
その選択が、彼女を「生き延びる者」ではなく、「語り継がれる存在」へと変えてしまったのかもしれません。

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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